先生の隣
街に出た私達は普通にそこらへんにいるカップルと同じことをする。
「俺、喉渇いた〜」
圭介がそんなこと言うもんだからたまたまあったカフェを指差した。
圭介は笑って私の手を握り、歩きだす。
カランコロン
「いらっしゃいませ」
「2人、カウンターがいいかな」
「かしこまりました、こちらにどうぞ」
私達は奥のカウンターに案内された。
「ご注文お伺いいたします」
「俺、ホットレモンティー。潤は?」
運ばれてきた水をみながら
「んー…。アイスミルクティー」
「かしこまりましたっ」
店員は中に戻って行った。