Magic Rose-紅い薔薇の少女-
「え、エルザ様!?」
「お母様いくらなんでもそれは早すぎないかしら!?」
「そうかい?
別にあと何ヶ月、何年後に結婚しようが
今結婚しようが大して変わりないだろう」
いや、確かにそうね……
ってそうじゃないわよ!!
確かに変わらないけど気持ちの問題とか色々あるんだし……。
「確かにそうですね……
と、いうわけだローズ」
「シャルディーー!?」
「わかりました」
「千里ーー!?」
誰か私派の人いないの!?
皆……皆して……
は!ローリエ!貴女は!?
勿論私と同じよね?
――早くローズの晴れ姿が見たいな
な、な……
「なんですってェェェ!」
「あの、エルザ、様、番人様なんか嘆いてらっしゃるんですが……」
「ハッハッハッ!何だかんだ言って嬉しいんだろ。
放っておいていいさ」
「そう、ですか……」