Magic Rose-紅い薔薇の少女-


「お前はローズ・フェイバリーだね?」


なんでしってるの……?
ま、まさか……す、ストーカー!?

「私は断じてストーカーではない!」


なんでわたしの思ったことが……?
え、エスパーなの!?すごい……。


「エルザ様に何てことを……。
全く、失礼なやつだ」

「ローズ、私はストーカーでもエスパーでもない。
ただの西に属する魔女、エルザ・ヘルシオンさ」


まじょ?
って……あの?


エルザは優しくローズの頭を撫でた。

「ローズ、何もかもを捨てて、お前は助かりたいか?
無理強いはしない。お前の思った選択をすればいい。」


なにも……かも?
せんたく?


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