強さ、時々弱さ〜アナザーストーリー〜
ボスと呼ばれる人がそういうと
お兄さんたちは俺の胸ぐらから
手を離した。
「こいつ、ぶつかってきたのに
あやまんねーんすよ?」
「いい度胸してんじゃねーかクソ餓鬼。」
「・・・・」
俺はそいつの言葉にも
一切反応しなかった。
周りの奴らは
シカトかコラ!!
とか俺に野次を飛ばしてくる。
「てめーらいい加減にしねーと
ただじゃおかねーぞ」
しかしこいつの一言で
シーンとなる。