☆初恋☆


そりゃあ…。

「私は別に…。ただ、1人は嫌なだけだから」

「そんじゃ、決まりだな。これからよろしく、水原」

「う、うん」

なんか、成り行きでこうなっちゃった。

お母さんとお父さん、賛成してくれるかなぁ。

「やっべ。そろそろ支度しようぜ。遅刻しないように」

時計を見ると、7時を過ぎていた。

「俺は下で着替えるから。水原はここ使えよ。制服なら、クローゼットにかかってるから」

「勝手に開けていいの?」

「別に。俺は平気だから」

「そっか。じゃあ、お言葉に甘えて、ここ使わせてもらうね」

「おぉ、じゃあ、俺行くわ。早く着替えろよ」

「だから!それしか方法がないんだから、仕方ねぇだろうが。別に変なこと考えてる訳じゃないんだし、いいだろ?」

そりゃあ…。

「私は別に…。ただ、1人は嫌なだけだから」

「そんじゃ、決まりだな。これからよろしく、水原」

「う、うん」



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