無関心女の頭上に星は輝く



「俺、空の話とかし始めたら止まらなくて、兄ちゃんも聞いてくれないんですよ。だから、返事が返ってきて嬉しいんです」



すごく嬉しそうに話すもんだから、あたしだってめんどくさかったとは言えるわけもなく。



逆に、小さな罪悪感に苛まれた。




「ありがとうございます」


お礼を言われる程のことは何もしていない。



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