無関心女の頭上に星は輝く



「ごめん、好きな人いるから」



嘘だ。



こういえばたいていの人は諦めてくれる。


だから、あたしはこう言い続けている。



「そっか……、聞いてくれてありがとう」



そういって彼は去っていった。




何も感じない。




そんな自分を軽蔑する。




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