無関心女の頭上に星は輝く
いきなりありさは真剣な顔になった。
「今日、大浦君に会ったよ。星可のこと、たくさん話してきた」
この前告白してきた人。
「どういうこと?」
ありさはあたしが誰に告白されたのか知ってたっけ?
思わず、眉間にしわを寄せていたらしい。
「風の噂でね。それで、彼は、はじめから星可のこと、外見で判断してなかったってことが分かったよ」
あたしはただ、眉間にしわを寄せていることしかできない。