無関心女の頭上に星は輝く



「ごめんね、」


彼はいきなりあたしに謝った。



「遅れた」



それぐらい何とも思わないよ。



だから、謝らないで。



「で、話とは?」



笑顔を直視できない。




でも、ありさに約束した。



だから、“ちゃんと言う”




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