恋愛ゲーム


そして
その男と盛り上がっている様子を見る男も私の意外な部分を知ることになり、他の男も私との世間話に加わり始める。


今回は
あの残念な盛り上げ役の男が加わり始めた。


お前は呼んでないから!!

ていうか、

君は邪魔。

引っ込んでろ!!





“前に座っているこの男でゲームをしてもいいかも”

と思ったけど、

この男、女の影が見え隠れする。



基本、彼女持ちはパス。

人の男を取る趣味はないし、

わざわざそんな男を選ばなくても
私にはいくらでもゲームの駒になる男はいる。

後々面倒な事になって
とばっちりを受けるのも厄介だ。



という訳で

今回、私の前にいるこの男は
私の意外性を知らしめる為の道具で


君の役目はこれで終わり。
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