恋愛ゲーム


すると、そのやり取りを見ていた幹事クン。

「俺にも教えて」




ハァ??


でもまぁ、ミナの知り合いだしむげにも出来ない…


彼は見てるし
この場の空気も壊したくない。



ほんのちょっと
ためらう時間。


「もっと佐伯さんと話してみたいんだよね」




…アラアラ

幹事クン、意外に積極的じゃん!


やっぱり君も私のことを気に入ってくれちゃったの?


君みたいなタイプは決して嫌いじゃないよ。


でもねぇ、何度も言うけど
君はミナの知り合いなんだよ…



それに簡単に落ちる男ほどつまらないものはないの。


だって私が楽しめないじゃん!!





でも、まぁいい働きもしてくれたことだし、一応メールアドレスだけなら…




返事を打つことあっても
自らメールをすることはないからねぇ〜。


あっ、あと電話番号は教えるつもりないから、間違ってもメールで聞くなよ。
< 30 / 150 >

この作品をシェア

pagetop