恋愛ゲーム


連絡先の交換も無事終〜了。

そして丁度、退室時間。


勿論、彼の隣をキープして
店外へ出る。

そこでは、すぐには醒めるはずのない余韻に浸って少し雑談。




突然、私の隣にやって来た噛ませ犬クン。



また、お前かよ…



「紗英ちゃんアドレス教えて〜」



かっ、軽っ!!
しかもいきなり…

軽いのは見た目だけじゃなかったのね。


私は君を初めて見た時から思っていたのだよ。

“君だけには絶対に連絡先を教えない”と。




私も軽いノリで笑顔で答えた。

「また、みんなで会う機会があった時に」



まぁ、そんな機会は無いけどね。

あってたまるかっ!!
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