君と私





道路に1人ぽつんと取り残された私。



「名前、聞いてないし」



卒業式始まってるだろうし。



…サボるか。




頭の隅であの男の子の笑顔が離れない。



綺麗な黒髪


ちょっと顔が整ってて


優しい声




「…なんだかなー」




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