かみひこうきに願う
「あ、ねぇ藍、私が今日上履き隠されたこと竜介くんには言わないでね。」
藍は縦に首をふった。
「わかってるよ。どうせ憂はそういうだろうと思ってました。」
藍は笑いながらいった。
「でも、竜介様にいわないかわり、うちにはちゃんというんだよ?そうしたらいじめた奴けちょんけちょんにしてあげるから!!」
「藍、頼もしい〜」
それから長い授業が終わって放課後…。
私は悩んでいた。
昼休みに食堂から帰ってくると机の中に手紙が入っていた。