使い捨て親友童話
メイクは休みの日にするけれど学校ではグロスのみ、ほんのり茶色の髪は染めてはいないけれどヘアアイロンで痛んだっぽい、そんな推理をあなたはしました。
そうです、普通に優しそうな地味ではないも華やかでもないベーシックな感じの子を発見しました。
今しかない、あなたは直ぐさま村人に近寄りました。
「えっと。おはよー」
「うん? おはよ」
柔らかく微笑んでくれた村人でしたから、初対面のスマイル魔法は好感度抜群です。
親しくなりたいならば、まず口角を上げること。
あなたたちが憧れる大人の女性の基本です。