使い捨て親友童話

そんなビッチであるあなたがラブリーにほくそ笑んでいた時です。


「待って〜あたしあるよ、はい」

あなたが早生まれの茂木凜の誕生日に鏡と一緒にプレゼントをした不細工なネコのキャラクターがユニークなクシを茂木凜がギャル姫に向かって差し出しました。


「ありがと、モギリン」

茂木凜のクシがギャル姫に渡ったのをあなたは黙ってみていました。


お姫様が去ってから、あなたは茂木凜と再びお喋りを始めました。

「昨日ほーんとすることなくって暇でねー」

「暇だったんだー」

「うん、暇人。テレビが友達状態。ね、モギリン昨日テレビ何か見たー?」

「あ、見てない」

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