使い捨て親友童話
《てか体育の先生ジャージインだょね笑あれ誰も指摘しないのなんで〜?だっせぇ》
《分かるあれ股上なんぼよ笑ギャグだしハイウエスト、リアル足長おじさん笑》
《ちゃうよ足長おじいさん笑てか羽賀さん気が合う、着眼点ナイスです》
《じいさんとか仁花ちゃんウケる笑えるてか今度あそぼーよ》
あなたと羽賀未来はどうやら波長が合うようで、メールは無駄に続きました。
よく考えたなら、茂木凜とは最近業務連絡以外のメールはしていないような気がしました。
それに社交辞令にしろ今度遊ぶ約束をしましたから、あなたは嬉しかったのです。
それはお菓子の時間にケーキを丸ごと食べるくらいの幸せだったんですって。
あなたは喩えが可愛いですね。