無口な若頭と心に傷を持つ少女
ほんのり香るタバコの匂い

香水の匂い

龍「妃奈?お前は何に怯えてんだ?」

紛れもなく龍さんだった。

私は恐怖感が一気になくなり

涙がほほを伝う

龍「帰るぞ」

ふわと私の体は浮き

龍さんに抱えられていることに

龍「あばれんなよ。落ちたくなけりゃ」

そのまま家をでて

下には黒い車が止めてあった。

陸「妃奈ちゃん!!よかった無事で」

龍「陸部屋にある荷物」

陸「はいはい」

陸さんは階段を昇って

いった。

私は龍さんと車に乗り込むと

海「龍!!妃奈ちゃん泣かすなし」
龍「あ゛?」
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