無口な若頭と心に傷を持つ少女
目を開けると

最初にいた部屋で

誰も居なかった。

コンコン

陸「妃奈ちゃん?入るよ」

妃奈「はい」

ガチャ

陸「大丈夫?やっぱり目腫れてるね?」

妃奈「伸司さん…」

陸「気にしなくていいよ。妃奈ちゃんは。ここにいればいいよ。」
妃奈「でもわっ…」

陸「シーそれ以上言わない」

ニコって笑って

陸「あっそうだ。龍と海と伸司は今野暮用で、出てるから。妃奈ちゃん俺らは妃奈ちゃんと出会ったことは運命なんじゃないかなって」

妃奈「運命?」

陸「そっ俺ね親に捨てられたんだ。でも、龍に助けられた。」
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