あの日の空

「でさぁ、宙...」

「あ、うん。
どうしたん?」

そやった、
愛はわたしに用があってきたんやった。

「内、恋したかも!!!」

そうかぁ、
恋かぁ.....
って......

「えぇーーーーーーーーーーーー!?!?!?!?!?
誰に?誰に?」

「もう。
宙うるさいわ!!!
あのねぇ...原田恋くん!!」

はらだ..れん??
そんな人おったけ?
ってか、誰?..

「え、誰それ・・・」

「もう。
あそこの席の.....」

あー、
わかった気がする。
まぁ、たしかに愛好みの顔はしてるな・・・。


キ―ンコ―ンカ―ンコ―ン


ちゃいむが鳴ったので、
あいは自分の席に戻って行った。

そっかー
愛はあの人が好きなんやなー。
まぁ、たしかにかっこいいか。

と、原田恋をじろじろ見てると....

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