有明先生と瑞穂さん
「結ちゃんのこと、怒る?」
「・・・・・・」
無反応の布津に瑞穂は不安そうな顔をする。
それを見て布津は
「わかんねー・・・」
と頭を抱えてうずくまる。
「怒るって何を?
『俺の気持ちを弄びやがってー!』ってか。
それってちょっと無様じゃねえ?
てか・・・半分くらいは俺の勝手な勘違いもあるわけで・・・
深江も俺が瑞穂のこと好きなのをわかってたから近づいてきたってのもあると思うんだよな。
じゃないと俺と幼馴染ゴッコやろうなんて思わないだろ」
瑞穂は黙って布津の頭をワシャワシャと撫でる。
「・・・お前俺の頭そうするの好きだよな。今気付いたけど」
「ぬうっ。まだ2回目なのにもうバレたか」
・・・人が悩んでるときに何やってんだ。
顔を上げると話し終わってスッキリしたのか、自分だけヘラヘラと笑う瑞穂。
(むかつく・・・)
鼻を力を入れてつまんでやると「いだだだ!」と顔をゆがめた。
夜空に向かって「あ~~~っ!」と吼えると「布津は悩むの苦手だよね」と隣で笑う。
「つぅかさ!聞けよ!
俺を幼馴染の代わりにしたっつーけどよ!
幼馴染スゲーイケメンだったぞ?!
ぶっちゃけ有明よりイケメン!!
有馬なんか乗り換えんじゃねーのってくらいイケメン!!
荷が重いわ!」
「えっ?!そうなの?!アハハハハハ」
「笑えねーーー!」
よくよく考えれば幼馴染があんなにイケメンなのによく有明のファンなんかやってるなと疑問が湧く。
「大丈夫大丈夫!
私布津のことカッコイイと思ってるよ!
なんか皆から否定されたけど・・・私にはかっこよく見えてたし!ねっ!」
「何が『ねっ!』だよ。褒めるならキチンと褒めろ!」
「ええっと~~、アレだよ。フツメンなりの魅力が」
「フツメンに下がってるー!」
「・・・・・・」
無反応の布津に瑞穂は不安そうな顔をする。
それを見て布津は
「わかんねー・・・」
と頭を抱えてうずくまる。
「怒るって何を?
『俺の気持ちを弄びやがってー!』ってか。
それってちょっと無様じゃねえ?
てか・・・半分くらいは俺の勝手な勘違いもあるわけで・・・
深江も俺が瑞穂のこと好きなのをわかってたから近づいてきたってのもあると思うんだよな。
じゃないと俺と幼馴染ゴッコやろうなんて思わないだろ」
瑞穂は黙って布津の頭をワシャワシャと撫でる。
「・・・お前俺の頭そうするの好きだよな。今気付いたけど」
「ぬうっ。まだ2回目なのにもうバレたか」
・・・人が悩んでるときに何やってんだ。
顔を上げると話し終わってスッキリしたのか、自分だけヘラヘラと笑う瑞穂。
(むかつく・・・)
鼻を力を入れてつまんでやると「いだだだ!」と顔をゆがめた。
夜空に向かって「あ~~~っ!」と吼えると「布津は悩むの苦手だよね」と隣で笑う。
「つぅかさ!聞けよ!
俺を幼馴染の代わりにしたっつーけどよ!
幼馴染スゲーイケメンだったぞ?!
ぶっちゃけ有明よりイケメン!!
有馬なんか乗り換えんじゃねーのってくらいイケメン!!
荷が重いわ!」
「えっ?!そうなの?!アハハハハハ」
「笑えねーーー!」
よくよく考えれば幼馴染があんなにイケメンなのによく有明のファンなんかやってるなと疑問が湧く。
「大丈夫大丈夫!
私布津のことカッコイイと思ってるよ!
なんか皆から否定されたけど・・・私にはかっこよく見えてたし!ねっ!」
「何が『ねっ!』だよ。褒めるならキチンと褒めろ!」
「ええっと~~、アレだよ。フツメンなりの魅力が」
「フツメンに下がってるー!」