有明先生と瑞穂さん
未練がましいけど、やっぱりまだ瑞穂が好きだ。
いつも気持ちを晴らせてくれるのは瑞穂だ。
だから瑞穂が他の奴を好きでもこうやって一緒にいることができる。
今はそれでも満足だ。
夜空を見上げればさっきまで見えなかったはずの星が点々と見えだす。
とても不思議だ。
以前のように笑いながら二人でどうでもいい話をする。
それだけで元気をもらえた。
きっとこの気持ちだけは瑞穂も同じ。
それは勘違いでも思いあがりでもなんでもない。
二人だけの確かな繋がりなんだ――・・・。
「あはは、それでどこに行ったの?」
「有馬が肉食いたいってウルセーからよぉ・・・」
瑞穂が笑いながら肩をバンバンと叩く。
「いってーよ!」
「アハハハハごめんごめん!
だっておかし・・・・・・
・・・・・・あ」
「・・・・・・?」
突然瑞穂の笑いが止まった。
口は半開きのまま布津の後ろを見て固まっている。
「ん?」
瑞穂の視線の先を確認するため布津も振向いた。
「みぃ~~~ちゃった♪」
「え?は?」
そこには知らない女が立っていた。
いつも気持ちを晴らせてくれるのは瑞穂だ。
だから瑞穂が他の奴を好きでもこうやって一緒にいることができる。
今はそれでも満足だ。
夜空を見上げればさっきまで見えなかったはずの星が点々と見えだす。
とても不思議だ。
以前のように笑いながら二人でどうでもいい話をする。
それだけで元気をもらえた。
きっとこの気持ちだけは瑞穂も同じ。
それは勘違いでも思いあがりでもなんでもない。
二人だけの確かな繋がりなんだ――・・・。
「あはは、それでどこに行ったの?」
「有馬が肉食いたいってウルセーからよぉ・・・」
瑞穂が笑いながら肩をバンバンと叩く。
「いってーよ!」
「アハハハハごめんごめん!
だっておかし・・・・・・
・・・・・・あ」
「・・・・・・?」
突然瑞穂の笑いが止まった。
口は半開きのまま布津の後ろを見て固まっている。
「ん?」
瑞穂の視線の先を確認するため布津も振向いた。
「みぃ~~~ちゃった♪」
「え?は?」
そこには知らない女が立っていた。