有明先生と瑞穂さん
「あれでもやらか~くなった方なのよ~。
だーい好きな瑞穂チャンがヒドい目にあって、有明も我慢できなかったのよ」
「そ、それはそうなんですけど~・・・。
でも有明先生ひどいんですよ。
自分が勝手なヤキモチ妬いておいてそのお詫びに私にお願い事聞けって」
「え・・・?!何ソレ・・・
ちょっ・・・詳しく!」
「ちょっ・・・有明結構変態じゃねーか!晴ちゃんもっと詳しく!」
「へ・・・?
あ、そうそう!それのことで加津佐さん達に聞きたいことが・・・」
会話の流れで思い出す。
一番肝心なこと――有明の名前だ。
加津佐達なら間違いなく知っている。
今丁度有明もいないし、教えてもらうチャンスだ。
そう思って聞きかけた時、瑞穂はハッとして口を閉じた。
(だ・・・駄目だ・・・。この二人、私が先生の名前知らないこと絶対にバラす・・・)
突然黙る瑞穂に二人は首をかしげた。
「ちょっと~!何なのよー。もったいぶってぇ~」
「いやっ・・・もったいぶるとかじゃなくって・・・」
「エロいこと?!エロいことなんだろ?!ちょっとおじさん達に教えなさい!」
加津佐の血走った目が怖い。
「え、エロとかじゃないです!!」
加津佐の言葉に真っ赤になって否定したが、そういえば自分もエロいお願いなのかと勘違いしていたことを思い出す。
「へぇー。有明も嫉妬するのね!
っていうか、まだ布津君に妬いてんの?
瑞穂チャンはちゃんと有明を選んだのに、いつまでも心配性ねー」
「あ、いや・・・違うんです。あの、口之津先生に・・・」
「口之津・・・ってあの体育祭で目立ってた、赤い髪の実習生だっけ?
瑞穂チャン仲いいんだ?」
だーい好きな瑞穂チャンがヒドい目にあって、有明も我慢できなかったのよ」
「そ、それはそうなんですけど~・・・。
でも有明先生ひどいんですよ。
自分が勝手なヤキモチ妬いておいてそのお詫びに私にお願い事聞けって」
「え・・・?!何ソレ・・・
ちょっ・・・詳しく!」
「ちょっ・・・有明結構変態じゃねーか!晴ちゃんもっと詳しく!」
「へ・・・?
あ、そうそう!それのことで加津佐さん達に聞きたいことが・・・」
会話の流れで思い出す。
一番肝心なこと――有明の名前だ。
加津佐達なら間違いなく知っている。
今丁度有明もいないし、教えてもらうチャンスだ。
そう思って聞きかけた時、瑞穂はハッとして口を閉じた。
(だ・・・駄目だ・・・。この二人、私が先生の名前知らないこと絶対にバラす・・・)
突然黙る瑞穂に二人は首をかしげた。
「ちょっと~!何なのよー。もったいぶってぇ~」
「いやっ・・・もったいぶるとかじゃなくって・・・」
「エロいこと?!エロいことなんだろ?!ちょっとおじさん達に教えなさい!」
加津佐の血走った目が怖い。
「え、エロとかじゃないです!!」
加津佐の言葉に真っ赤になって否定したが、そういえば自分もエロいお願いなのかと勘違いしていたことを思い出す。
「へぇー。有明も嫉妬するのね!
っていうか、まだ布津君に妬いてんの?
瑞穂チャンはちゃんと有明を選んだのに、いつまでも心配性ねー」
「あ、いや・・・違うんです。あの、口之津先生に・・・」
「口之津・・・ってあの体育祭で目立ってた、赤い髪の実習生だっけ?
瑞穂チャン仲いいんだ?」