有明先生と瑞穂さん
有明先生は何かされるたびに加津佐にするような勢いで手が出そうだった。

それでも心を落ち着かせ、笑ってごまかし、目を背ける。


たまに瑞穂を見ると助け舟を出してくれた。



しかし今日は二人きり。

かなり、やばい。






一方瑞穂は会議中。

図書部にて入庫してほしい本のアンケートをまとめたり意見を出し合って予算内で入庫する本を決める。

愛野先生は
「会議は無理に参加しなくてもいいわよ」
と言ってくれたが瑞穂はこの会議の雰囲気が好きで参加させてもらった。
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