有明先生と瑞穂さん
「オーーーッス瑞穂ぉー!」
体の重い瑞穂とは正反対な爽快元気な挨拶とともにスパーンと後頭部をはたく男。
「いたぁ・・・」
(こっちはテンション低いっつーのに)
イライラしながら振り向くと声の主、布津 大介(フツ ダイスケ)が立っていた。
「相変わらずおっせーぞ!遅刻じゃねーの?!」
でかい声が朝からキツイ。
「あんたが朝練してるからでしょー・・・。こっちは余裕で時間までに来てるっつーの」
「図書部も朝練しろ!朝練!」
「朝から何するっつーのよバカ」
布津は瑞穂と同じクラスのバスケ部に所属する、スポーツバカな男である。
瑞穂とは小学校からの付き合いだが妙な腐れ縁で仲がいい。
体の重い瑞穂とは正反対な爽快元気な挨拶とともにスパーンと後頭部をはたく男。
「いたぁ・・・」
(こっちはテンション低いっつーのに)
イライラしながら振り向くと声の主、布津 大介(フツ ダイスケ)が立っていた。
「相変わらずおっせーぞ!遅刻じゃねーの?!」
でかい声が朝からキツイ。
「あんたが朝練してるからでしょー・・・。こっちは余裕で時間までに来てるっつーの」
「図書部も朝練しろ!朝練!」
「朝から何するっつーのよバカ」
布津は瑞穂と同じクラスのバスケ部に所属する、スポーツバカな男である。
瑞穂とは小学校からの付き合いだが妙な腐れ縁で仲がいい。