有明先生と瑞穂さん
「そうだね、流行とかオシャレっつーより色気だね」
「うん、色気がない。男から見ても色気がない」
「晴ちゃん、色気がない。」
みんなして『色気がない』を連呼しすぎである。
「・・・くっ」
言い返す言葉もなく瑞穂は肩を落とす。
「なあ瑞穂、別に色気ってのは胸がでかいとかフェロモンがあるとかそういうことじゃねーんだよ」
「うん、多分晴ちゃんは恋なんかしたことないから、人によく見せようって思ったことがないんだろうね」
深江の言葉がグサグサと容赦なく心につきささる。
(確かにない…。
化粧も服もでかけるときに『友達がやってるから』とか逆に目立たないようにしてるだけだ…)
まさかそれが見抜かれるとは、しかも他人から気づかされるとはとまさに目から鱗状態だった。
最終的に「じゃあみんなで服見に行こうよ」と有馬が言い出し、このメンバーで遊びに行ったことないからと出かけることになり今に至る。
「うん、色気がない。男から見ても色気がない」
「晴ちゃん、色気がない。」
みんなして『色気がない』を連呼しすぎである。
「・・・くっ」
言い返す言葉もなく瑞穂は肩を落とす。
「なあ瑞穂、別に色気ってのは胸がでかいとかフェロモンがあるとかそういうことじゃねーんだよ」
「うん、多分晴ちゃんは恋なんかしたことないから、人によく見せようって思ったことがないんだろうね」
深江の言葉がグサグサと容赦なく心につきささる。
(確かにない…。
化粧も服もでかけるときに『友達がやってるから』とか逆に目立たないようにしてるだけだ…)
まさかそれが見抜かれるとは、しかも他人から気づかされるとはとまさに目から鱗状態だった。
最終的に「じゃあみんなで服見に行こうよ」と有馬が言い出し、このメンバーで遊びに行ったことないからと出かけることになり今に至る。