有明先生と瑞穂さん
気づいて瑞穂は慌てて手を離した。
(うそ・・・!私いつの間に自分から・・・?!)
手を繋ごうと言い出したのは有明の方なのに、まるで自分からその手を求めていたみたいで瑞穂は恥ずかしくなる。
「あっ、あっ、あの!ちがっ・・・!!・・・・・・っ」
有明先生を見るとすごく嬉しそうな顔をしているので否定できなかった。
「うんうん、わかってるわかってる」
テンパる瑞穂の背中を押して店内に入る。
(うわ~~~~っ!超恥ずかしい!!)
店内の明かりで瑞穂の真っ赤な顔はあらわになる。
いつも瑞穂が行く時間帯の朝や夕方と違って夜のコンビニはゆっくりとした時間が流れていた。
暇そうな店員。
立ち読みするおじさんやお兄さん。
コピーをするおばさん。
(何買おうかな・・・)
アテもなくふらふらと店内を見てまわる。
有明も飲み物や雑誌など適当なところをウロついているようだった。
めったに見ることのない先生の生活面を垣間見た気がして、瑞穂はなんだかおかしくなった。
(うそ・・・!私いつの間に自分から・・・?!)
手を繋ごうと言い出したのは有明の方なのに、まるで自分からその手を求めていたみたいで瑞穂は恥ずかしくなる。
「あっ、あっ、あの!ちがっ・・・!!・・・・・・っ」
有明先生を見るとすごく嬉しそうな顔をしているので否定できなかった。
「うんうん、わかってるわかってる」
テンパる瑞穂の背中を押して店内に入る。
(うわ~~~~っ!超恥ずかしい!!)
店内の明かりで瑞穂の真っ赤な顔はあらわになる。
いつも瑞穂が行く時間帯の朝や夕方と違って夜のコンビニはゆっくりとした時間が流れていた。
暇そうな店員。
立ち読みするおじさんやお兄さん。
コピーをするおばさん。
(何買おうかな・・・)
アテもなくふらふらと店内を見てまわる。
有明も飲み物や雑誌など適当なところをウロついているようだった。
めったに見ることのない先生の生活面を垣間見た気がして、瑞穂はなんだかおかしくなった。