有明先生と瑞穂さん
顔が熱くなり思わずアイスをくわえる。

口の中に冷たい甘さが広がり余計に自分の顔の熱さを思い知る。



「…先生、質問続けていいですか…?」

まだ赤い顔でうつむいたまま問いかける。


「…うん」

先生も恥ずかしいのかその返事に妙な緊張感がある。


ぞわぞわするようななんともいえないこの空気に耐えながら瑞穂はしぼりだす。


(だって、聞いて確認しとかなきゃ)



「先生は…私と、どうしたいと思ってるんですか?」
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