有明先生と瑞穂さん
「今のは絶対動揺したね!結たちが手繋いでるのに嫉妬したんだよ」

「全然そんな風に見えなかったんだけど・・・」

布津はしっくりこないが深江は大満足らしい。

「だって!逃げたのだって現実を見たくないから逃げたんだよ!」

「えぇー・・・そっかなぁー?
まぁそう言われれば見えないこともないけど」


えへへと布津は深江にのせられその気になる。

そんな二人を遠くの方から「アホだコイツら・・・」と思いながら有馬は呆れて見ていた。





「・・・・・・っつぅ」

現在心も体も疲れきった瑞穂は少し走っただけで力尽き、校舎に入る前に走りやめた。
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