有明先生と瑞穂さん
保険医と入れ替わるように有明先生は保健室へ入る。
絆創膏を指に巻いた後「入るよ」と小さく声をかけてベッドのカーテンを少しだけ開いた。
目の下にクマを作った瑞穂が眉間にシワを寄せて寝ている。
それを見て先生はくすっと笑った。
「ごめんね、俺が昨日あんなことしたからだね」
瑞穂の前髪をサラリとかきわけ眉間を撫でると、しかめた眉もふっと力が抜ける。
(でもそういうとこ、かわいいね)
有明先生は瑞穂に顔を近づけた。
絆創膏を指に巻いた後「入るよ」と小さく声をかけてベッドのカーテンを少しだけ開いた。
目の下にクマを作った瑞穂が眉間にシワを寄せて寝ている。
それを見て先生はくすっと笑った。
「ごめんね、俺が昨日あんなことしたからだね」
瑞穂の前髪をサラリとかきわけ眉間を撫でると、しかめた眉もふっと力が抜ける。
(でもそういうとこ、かわいいね)
有明先生は瑞穂に顔を近づけた。