有明先生と瑞穂さん
 ガタッ

(?!)

布津が勢いよく立ち上がり、有明ははっと我に返った。


布津は何かを決心したかのようにはっきりとした表情をしている。


「・・・・・・?」




布津はおもむろに瑞穂の顔の横に手をつき、


顔を


近づけた。




(!!)



「あっ・・・・・・!!!」



「え?!」



(しまった!思わず声が・・・)

慌てて口を押さえたがもう遅い。

驚き目を見開いた布津が振向いた。
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