有明先生と瑞穂さん
泣く瑞穂さん
夕方でもまだ外は明るい夏のはじめ。
瑞穂はいつものように部活で図書室の管理をしながらゆっくりと本を読んでいた。
いつもは入荷したばかりの流行ものの本を読むのだが今日は少し気分をかえて、インクの錆びた匂いがするボロボロになった本を読んでいる。
図書部顧問の愛野先生が
「まだそんな本あったのねぇ。
そろそろ古い本を処分するために整理しなきゃね」
と言った。
背までボロボロになり崩れた本は愛野先生や部員が丁寧にテープなどで舗装して大切にしているが、やはり新しい本を入れるためには古いものや需要のないものから処分されていく。
「夏休み中が一番時間あるから、その時にでも少しずつ片付けていきましょうね」
先生がそう言うと同級生の部員が一人声をかけてきた。
「瑞穂さん、夏休みは何か予定あるの?」
「予定?」
「誰かと遊びに行ったり、旅行に行ったりだよ。最近有馬さんとか深江さんと仲いいみたいじゃない。みんなで遊びに行く予定とかないの?」
瑞穂はいつものように部活で図書室の管理をしながらゆっくりと本を読んでいた。
いつもは入荷したばかりの流行ものの本を読むのだが今日は少し気分をかえて、インクの錆びた匂いがするボロボロになった本を読んでいる。
図書部顧問の愛野先生が
「まだそんな本あったのねぇ。
そろそろ古い本を処分するために整理しなきゃね」
と言った。
背までボロボロになり崩れた本は愛野先生や部員が丁寧にテープなどで舗装して大切にしているが、やはり新しい本を入れるためには古いものや需要のないものから処分されていく。
「夏休み中が一番時間あるから、その時にでも少しずつ片付けていきましょうね」
先生がそう言うと同級生の部員が一人声をかけてきた。
「瑞穂さん、夏休みは何か予定あるの?」
「予定?」
「誰かと遊びに行ったり、旅行に行ったりだよ。最近有馬さんとか深江さんと仲いいみたいじゃない。みんなで遊びに行く予定とかないの?」