有明先生と瑞穂さん
言われてみるまで考えなかったが、瑞穂は今まで夏休みといえば家でダラダラと一人で過ごし、たまーに友達から誘われたり誘われなかったり…
という一人でまったりとした生活を送っていた。
部活はといえば週に1回は出て当番や本の整理で、あまり借りにくる人もいないし暇なばかり。
特にこれといって夏休みに楽しみも何もなかった。
だが今言われてみればそれも楽しそうである。
「うーん…予定してなかったけど…」
「私は友達と今回海に行くんだー。実は親には内緒で一泊なの」
「えぇ?!いいなー。でも一泊旅行ってどうやって内緒にするの?」
「うちの場合遠出は駄目だけど、友達のうちに一泊するくらいなら許してくれるからその子のウチに泊まることにするの」
「なるほどねー」
という一人でまったりとした生活を送っていた。
部活はといえば週に1回は出て当番や本の整理で、あまり借りにくる人もいないし暇なばかり。
特にこれといって夏休みに楽しみも何もなかった。
だが今言われてみればそれも楽しそうである。
「うーん…予定してなかったけど…」
「私は友達と今回海に行くんだー。実は親には内緒で一泊なの」
「えぇ?!いいなー。でも一泊旅行ってどうやって内緒にするの?」
「うちの場合遠出は駄目だけど、友達のうちに一泊するくらいなら許してくれるからその子のウチに泊まることにするの」
「なるほどねー」