有明先生と瑞穂さん
「すきだ・・・」
切なげな声でもう一度ささやかれる甘い言葉。
それは瑞穂の頭をぼぅっとマヒさせた。
「今までお前、全然気づかなかったけど違うんだ。
これは冗談でもなんでも――・・・!!」
言いながら体を離し瑞穂の顔を見た布津は驚いた。
瑞穂は両手で顔を隠したまま真っ赤になっていた。
「みっ、瑞穂?」
「やっ・・・!」
呼ばれてはっとした瑞穂は顔を伏せる。
(あれ・・・?
この反応って・・・
え・・・?!)
布津もつられて顔が赤くなる。
――やっと瑞穂に気持ちが届いたのだ。
「瑞穂・・・!」
そう思うと嬉しくて、後ずさりする瑞穂をさっきより強引に引き寄せて力を込めて抱きしめた。
切なげな声でもう一度ささやかれる甘い言葉。
それは瑞穂の頭をぼぅっとマヒさせた。
「今までお前、全然気づかなかったけど違うんだ。
これは冗談でもなんでも――・・・!!」
言いながら体を離し瑞穂の顔を見た布津は驚いた。
瑞穂は両手で顔を隠したまま真っ赤になっていた。
「みっ、瑞穂?」
「やっ・・・!」
呼ばれてはっとした瑞穂は顔を伏せる。
(あれ・・・?
この反応って・・・
え・・・?!)
布津もつられて顔が赤くなる。
――やっと瑞穂に気持ちが届いたのだ。
「瑞穂・・・!」
そう思うと嬉しくて、後ずさりする瑞穂をさっきより強引に引き寄せて力を込めて抱きしめた。