有明先生と瑞穂さん
(もう諦めた…。明日朝帰ろう。どうせ親はいないんだし)


瑞穂の頭は眠気が勝って色々とめんどくさい。

隣を見ると気持ちよさそうに眠る有明先生。

つられて眠くなりあくびが出る。


(ああ、先生眼鏡曲がっちゃうよ)

そーっと眼鏡を外して枕元に置いた。


起きた時一瞬驚いたけど、こうやって寝顔を見ていると緊張感がなくなってしまい逆にリラックスした気分になる。



ああ眠い――。




(おやすみなさい…)




瑞穂は襲う眠気に流されるままに目を閉じた。
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