有明先生と瑞穂さん
「先生は毎朝コーヒー飲むんですか?」
「うん、基本朝食は摂らないからこれだけ」
「うわぁ、私朝食べないと持たないですよ」
笑いながらテーブルにふたつ、色違いでおそろいのカップを置いた。
それを見て思わず噴出す。
「え?何?」
「いや・・・そのカップ、片方は加津佐さんのですか?」
「ああコレ?
加津佐のっていうか・・・
何かの景品で加津佐が持ってきたからここで使ってるんだけど、そういうことになるかな」
その説明は少し不満げで、それが余計におかしい。
「あはは、やっぱり。
このオレンジの方が加津佐さんのかな?」
「当たり。あいつ、オレンジとか赤とか派手なの好きだから」
もう片方は青。
有明先生らしく、偶然にも二人にピッタリの色だ。
「うん、基本朝食は摂らないからこれだけ」
「うわぁ、私朝食べないと持たないですよ」
笑いながらテーブルにふたつ、色違いでおそろいのカップを置いた。
それを見て思わず噴出す。
「え?何?」
「いや・・・そのカップ、片方は加津佐さんのですか?」
「ああコレ?
加津佐のっていうか・・・
何かの景品で加津佐が持ってきたからここで使ってるんだけど、そういうことになるかな」
その説明は少し不満げで、それが余計におかしい。
「あはは、やっぱり。
このオレンジの方が加津佐さんのかな?」
「当たり。あいつ、オレンジとか赤とか派手なの好きだから」
もう片方は青。
有明先生らしく、偶然にも二人にピッタリの色だ。