有明先生と瑞穂さん
(ハブラシだけじゃなくてカップまで・・・)


話を聞きながらニヤニヤしていると、やはり嬉しくはないのか

「カップ・・・やっぱり変えようか」

と呟く。


「わー!そのままで大丈夫ですって!」




ソファに座った瑞穂に淹れたてのコーヒーを差し出すと、自分も顔を洗ってくると行って有明先生は場所を離れた。


よく見るとテーブルには昨日自分が持ってきた袋が置いてあり、すぐに先生がここに置いてくれたのだとわかった。


(そういえば玄関で落としたんだっけ・・・)


コーヒーを一口、口にすると苦味が広がりよく目が冴える。

ほっと落ち着くとお腹がグーっと鳴り起きぬけに空腹だと気づいた。


(そういえばご飯はどうするんだろう?)


先生が来るまで待てばいいのだがなんだか暇で洗面台まで向かう。
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