有明先生と瑞穂さん
ぐずぐず言いながらも加津佐の手は適度な力加減で瑞穂の髪を洗う。
「・・・結局付き合うことになったの?」
「へっ?!」
「あ、その反応だと違うみたいねー・・・」
頭を持ち上げ「かゆいところありませんかー」とシャンプーをする。
「じゃあ振っちゃった?」
「イヤ・・・その・・・」
「保留?!やるねー」
「ううっ・・・」
シャンプーはすごく気持ちいいのに全然リラックスできない。
「保留なのに昨日夜は二人で一緒にいたんだ?!」
「ふはっ!!」
思わず噴出し顔の布が吹き飛ぶ。
加津佐は「何やってんのー」と言いながら新しい布をかけた。
「少なくとも有明はそういう感情持ってんのに何もなかったなんてことないでしょー」
「・・・ないです」
結果的に貞操は守られた。嘘ではない。
「男女が家で二人っきりでいてほんとに何も~?」
「う・・・」
そういえばキスされたんでした。
「・・・結局付き合うことになったの?」
「へっ?!」
「あ、その反応だと違うみたいねー・・・」
頭を持ち上げ「かゆいところありませんかー」とシャンプーをする。
「じゃあ振っちゃった?」
「イヤ・・・その・・・」
「保留?!やるねー」
「ううっ・・・」
シャンプーはすごく気持ちいいのに全然リラックスできない。
「保留なのに昨日夜は二人で一緒にいたんだ?!」
「ふはっ!!」
思わず噴出し顔の布が吹き飛ぶ。
加津佐は「何やってんのー」と言いながら新しい布をかけた。
「少なくとも有明はそういう感情持ってんのに何もなかったなんてことないでしょー」
「・・・ないです」
結果的に貞操は守られた。嘘ではない。
「男女が家で二人っきりでいてほんとに何も~?」
「う・・・」
そういえばキスされたんでした。