有明先生と瑞穂さん
「晴子はもしかしてそっち系?」
「ど、どっち系だよ・・・!違うよ!」
慌てて否定する後ろで布津が眉間にシワを寄せて何か考えている。
そして何かが開けたような顔をして
「それはそれで・・・イケる!」
と訳のわからないことを真顔で呟いていた。
「もうっ!だから変な感じにしないでって・・・」
ブブブブブッ
「あ、国見さんからだ♪」
携帯が鳴ると瞬時にニコニコしながら返信する瑞穂を見て布津はまた複雑な気分になった。
「・・・次から女だからって安心できなくなっちゃったね」
深江の言葉が布津の不安を掻き立てた。
そんな不安をよそにメールを開いた途端に目を輝かせてニヤつく瑞穂。
「うわぁ・・・晴子、顔ひどい」
「うぇ?!ひどいって」
「どうした?!告白されたんか?!」
「何よ告白って!!そんなんじゃないっつってんでしょ!」
布津に罵声を浴びせながら国見にカチカチとメールを返信する。
そしてまた堪えきれずに口元を緩ませた。
「・・・明日学校帰りにお茶しようって~」
「・・・・」
青ざめた布津にはもう叫ぶ余裕も残ってなかった。
「ど、どっち系だよ・・・!違うよ!」
慌てて否定する後ろで布津が眉間にシワを寄せて何か考えている。
そして何かが開けたような顔をして
「それはそれで・・・イケる!」
と訳のわからないことを真顔で呟いていた。
「もうっ!だから変な感じにしないでって・・・」
ブブブブブッ
「あ、国見さんからだ♪」
携帯が鳴ると瞬時にニコニコしながら返信する瑞穂を見て布津はまた複雑な気分になった。
「・・・次から女だからって安心できなくなっちゃったね」
深江の言葉が布津の不安を掻き立てた。
そんな不安をよそにメールを開いた途端に目を輝かせてニヤつく瑞穂。
「うわぁ・・・晴子、顔ひどい」
「うぇ?!ひどいって」
「どうした?!告白されたんか?!」
「何よ告白って!!そんなんじゃないっつってんでしょ!」
布津に罵声を浴びせながら国見にカチカチとメールを返信する。
そしてまた堪えきれずに口元を緩ませた。
「・・・明日学校帰りにお茶しようって~」
「・・・・」
青ざめた布津にはもう叫ぶ余裕も残ってなかった。