有明先生と瑞穂さん
外はまだ明るいが時計を見ると既に18時をまわっていた。



「そろそろ帰ろっか。
行きたいとことか考えててね。
今度皆で相談する時間が取れる時はこっちから連絡するよ」


「はい、待ってます」



クーラーの効いた店から外へ出ると途端に蒸し暑さがおそう。



「有明みたいに車があればアタシもカッコよく瑞穂ちゃんを送っていけるのになあ」


「ははは、電車あるから大丈夫ですよ」


「それじゃ、気をつけて帰ってね」


「はい、国見さんも。
今日はありがとうございました」


国見と別れて駅へ向かう途中、携帯を開くと2通のメールが来ていた。
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