有明先生と瑞穂さん
「瑞穂メシどこで買う?購買?外?」
「あ、私お弁当持ってる」
「マジ?!じゃー俺ちょっと買って来るかな」
「私暇だからついていくよ」
教室に荷物を置いて購買へ向かう。
徐々に残っている生徒は午後から補修や部活のある生徒ばかり。
おのおので場所を見つけて昼食を取っていた。
時間帯的にも購買はある程度人で賑わっていて、瑞穂が適当に商品をながめている間布津が食べたいものを選ぶ。
(あっ、プリンとかおいしそう・・・お金持ってくればよかったな)
「欲しいの?買ってやろうか」
パンを二・三個つかんだ布津がいつの間にか後ろに立っていた。
「や、いいよ」
「遠慮すんなって」
ひょいと瑞穂を避けるとケースの中のプリンを二つ掴んでパンと一緒にレジに出した。
「ありがとー」
「いいって、俺も食いたかったし」
ニカッと笑ってパンとは別の袋に入れられたプリンを瑞穂に渡した。
プリンを受け取り嬉々として振返る―――と、そこにいたのは
「!」
(あっ、有明先生・・・っ)
「あ、私お弁当持ってる」
「マジ?!じゃー俺ちょっと買って来るかな」
「私暇だからついていくよ」
教室に荷物を置いて購買へ向かう。
徐々に残っている生徒は午後から補修や部活のある生徒ばかり。
おのおので場所を見つけて昼食を取っていた。
時間帯的にも購買はある程度人で賑わっていて、瑞穂が適当に商品をながめている間布津が食べたいものを選ぶ。
(あっ、プリンとかおいしそう・・・お金持ってくればよかったな)
「欲しいの?買ってやろうか」
パンを二・三個つかんだ布津がいつの間にか後ろに立っていた。
「や、いいよ」
「遠慮すんなって」
ひょいと瑞穂を避けるとケースの中のプリンを二つ掴んでパンと一緒にレジに出した。
「ありがとー」
「いいって、俺も食いたかったし」
ニカッと笑ってパンとは別の袋に入れられたプリンを瑞穂に渡した。
プリンを受け取り嬉々として振返る―――と、そこにいたのは
「!」
(あっ、有明先生・・・っ)