有明先生と瑞穂さん
「え、えぇえ・・・」
「ああもう、はっず!」
顔を隠すようにガバッとその場に伏せるが手は離さないままだ。
(そんな改めて言われたらこっちがハズいっつの!)
どうして布津はこう、無駄に青臭いのだろう。
その表情からも手からも言葉からも、いっぱいいっぱいの布津の気持ちが溢れてこちらまでドキドキしてくる。
まるで好きになってしまったんじゃないかという錯覚さえ―――・・・
「周りがどう思おうが、俺はスゲーカワイイと思うよ」
「や、やめてよ・・・そんなこと言われ慣れてないからなんか嫌だ・・・」
「だって本当だし」
「・・・・」
どこを見ればいいのかわからなくて、ただひたすら自分の食べかけのプリンを見ていた。
「ああもう、はっず!」
顔を隠すようにガバッとその場に伏せるが手は離さないままだ。
(そんな改めて言われたらこっちがハズいっつの!)
どうして布津はこう、無駄に青臭いのだろう。
その表情からも手からも言葉からも、いっぱいいっぱいの布津の気持ちが溢れてこちらまでドキドキしてくる。
まるで好きになってしまったんじゃないかという錯覚さえ―――・・・
「周りがどう思おうが、俺はスゲーカワイイと思うよ」
「や、やめてよ・・・そんなこと言われ慣れてないからなんか嫌だ・・・」
「だって本当だし」
「・・・・」
どこを見ればいいのかわからなくて、ただひたすら自分の食べかけのプリンを見ていた。