有明先生と瑞穂さん
「な、なに?どうしたの?」
驚きながらも問いかけると布津は少しだけ恥ずかしそうに照れながら目を泳がせた。
他人の目が気になり手を振りほどこうとするが布津の手は更に力を入れてぎゅっと握る。
「いっ・・・今からさぁ、
どっか遊びに行こう・・・」
その誘い方はいつもの布津らしくなく少しもどかしい。
「どうしたの急に・・・」
そう聞くと布津は自分の髪をグシャグシャと掻き乱した。
「布津・・・?」
「有明ばっか、ズリーじゃんか!
実はちょっと焦ってんだよ!!」
耳を真っ赤にしながらそういう布津が少しかわいらしく見えた。
(うわぁ・・・照れるくらいならそこまで正直に言わなくても・・・)
不器用で馬鹿正直な布津に、瑞穂はいつも感化されて自分まで照れてしまう。
そんな真っ直ぐなところが布津のいいところなのだが、いつもこんな気持ちを食らっていては瑞穂も気が持たなくなってしまいそうになるのだ。
「え えぇ~・・・」
真っ赤になりながら腕をつかまれたままうつむく、そんな二人は周りからどう映っているのだろう。
驚きながらも問いかけると布津は少しだけ恥ずかしそうに照れながら目を泳がせた。
他人の目が気になり手を振りほどこうとするが布津の手は更に力を入れてぎゅっと握る。
「いっ・・・今からさぁ、
どっか遊びに行こう・・・」
その誘い方はいつもの布津らしくなく少しもどかしい。
「どうしたの急に・・・」
そう聞くと布津は自分の髪をグシャグシャと掻き乱した。
「布津・・・?」
「有明ばっか、ズリーじゃんか!
実はちょっと焦ってんだよ!!」
耳を真っ赤にしながらそういう布津が少しかわいらしく見えた。
(うわぁ・・・照れるくらいならそこまで正直に言わなくても・・・)
不器用で馬鹿正直な布津に、瑞穂はいつも感化されて自分まで照れてしまう。
そんな真っ直ぐなところが布津のいいところなのだが、いつもこんな気持ちを食らっていては瑞穂も気が持たなくなってしまいそうになるのだ。
「え えぇ~・・・」
真っ赤になりながら腕をつかまれたままうつむく、そんな二人は周りからどう映っているのだろう。