有明先生と瑞穂さん
なぜか
『布津にそんな顔をさせちゃいけない』
という気持ちに焦らされ、周りを歩く歩行者に逆らい布津と向き合う。
「うん、思ってる」
たった一言。
気が利いたことなんて言えなかったのにその一言で布津はいつもみたいな満面の笑みを浮かべた。
瑞穂はなぜかその笑顔に安心してしまった。
(何でだろう・・・
いつもと変わらない布津を見てると安心する)
いつもと違う布津を見てしまうと胸がドキドキ、そしてざわざわするのだ。
きっとこれは布津の気持ちに気づいてから。
有明先生に対してとはまた違う感情。
(なんだろう・・・この気持ちは)
不安定でどこか落ち着かない気持ち。
この気持ちの名前を知る日が来るのだろうか――・・・?
『布津にそんな顔をさせちゃいけない』
という気持ちに焦らされ、周りを歩く歩行者に逆らい布津と向き合う。
「うん、思ってる」
たった一言。
気が利いたことなんて言えなかったのにその一言で布津はいつもみたいな満面の笑みを浮かべた。
瑞穂はなぜかその笑顔に安心してしまった。
(何でだろう・・・
いつもと変わらない布津を見てると安心する)
いつもと違う布津を見てしまうと胸がドキドキ、そしてざわざわするのだ。
きっとこれは布津の気持ちに気づいてから。
有明先生に対してとはまた違う感情。
(なんだろう・・・この気持ちは)
不安定でどこか落ち着かない気持ち。
この気持ちの名前を知る日が来るのだろうか――・・・?