有明先生と瑞穂さん
車内は加津佐と国見のおかげで以上なテンションで盛り上がる。
正直加津佐に出会うまで布津以上にテンションの高い人間に出会ったことのなかった瑞穂はなかなかコレについて行けない。
それに比べ加津佐達と正反対の、落ち着いた有明先生は慣れたものだ。
「有明ー、車の中でお菓子食べてもいいー?」
「いいけどこぼすなよ」
「ヤッター!
じゃあハイ、瑞穂ちゃんプリッツ」
「いただきます」
「俺も食いたいー!
スルメないの?スルメ」
「スルメはやめろよ、臭くなるだろ」
「はい、先生もプリッツ」
「・・・あー・・・ありがとう」
瑞穂が差し出したプリッツを少し照れながらも口でぱくっと受け取ったとき、加津佐が窓を開けて奇声をあげた。
「ひょおーーーっ!!
見て見て!
海だーーーーっ!!」
青い空とキラキラ光った海。
開けた窓から夏のにおいが流れ込み、4人の髪を揺らした。
正直加津佐に出会うまで布津以上にテンションの高い人間に出会ったことのなかった瑞穂はなかなかコレについて行けない。
それに比べ加津佐達と正反対の、落ち着いた有明先生は慣れたものだ。
「有明ー、車の中でお菓子食べてもいいー?」
「いいけどこぼすなよ」
「ヤッター!
じゃあハイ、瑞穂ちゃんプリッツ」
「いただきます」
「俺も食いたいー!
スルメないの?スルメ」
「スルメはやめろよ、臭くなるだろ」
「はい、先生もプリッツ」
「・・・あー・・・ありがとう」
瑞穂が差し出したプリッツを少し照れながらも口でぱくっと受け取ったとき、加津佐が窓を開けて奇声をあげた。
「ひょおーーーっ!!
見て見て!
海だーーーーっ!!」
青い空とキラキラ光った海。
開けた窓から夏のにおいが流れ込み、4人の髪を揺らした。