有明先生と瑞穂さん
(あっ・・・あれは・・・!!!)
瑞穂の目が壇上に釘付けになる。
「おいちょっと、小浜先生って結構レベル高くねー?!」
隣の男子が嬉しそうにはしゃぐ。
ふわふわの髪に白い肌。
大きな瞳に長い睫毛。
年齢も若く、有明先生とあまり変わらないであろう。
小柄で男受けがとてもよさそうな女性。
生徒がザワつくのも仕方ない。
しかし瑞穂が見ているのはそちらではなかった。
瑞穂の後ろにいる深江が、瑞穂の背中をつついた。
「ね、ね、晴ちゃん。
あの口之津って先生の方さあ・・・
・・・・・・晴ちゃん?」
顔を覗き込むと顔面蒼白。
口を大きく開けてひどく驚いた顔をしていた。
「えっ?!晴ちゃんどうしたの?」
はっとした瑞穂が思わず布津を見た。
布津も同じように、口を大きく開けて驚いた顔で壇上を見ていた。
他の女子生徒が騒ぐ。
「なーんだ、イケメン来るかと思ったのにー」
「まー悪くはないんじゃない?
有明先生より若いよね?」
「でも髪、赤だよ。
研修生なのに超派手じゃない?!
いいの?アレ。
何かガラ悪そう~」
そう言いながらも貴重な若い先生の評判はまんざら悪くもなさそうだ。
(アイツ、研修生だったのかよ・・・)
瑞穂の目が壇上に釘付けになる。
「おいちょっと、小浜先生って結構レベル高くねー?!」
隣の男子が嬉しそうにはしゃぐ。
ふわふわの髪に白い肌。
大きな瞳に長い睫毛。
年齢も若く、有明先生とあまり変わらないであろう。
小柄で男受けがとてもよさそうな女性。
生徒がザワつくのも仕方ない。
しかし瑞穂が見ているのはそちらではなかった。
瑞穂の後ろにいる深江が、瑞穂の背中をつついた。
「ね、ね、晴ちゃん。
あの口之津って先生の方さあ・・・
・・・・・・晴ちゃん?」
顔を覗き込むと顔面蒼白。
口を大きく開けてひどく驚いた顔をしていた。
「えっ?!晴ちゃんどうしたの?」
はっとした瑞穂が思わず布津を見た。
布津も同じように、口を大きく開けて驚いた顔で壇上を見ていた。
他の女子生徒が騒ぐ。
「なーんだ、イケメン来るかと思ったのにー」
「まー悪くはないんじゃない?
有明先生より若いよね?」
「でも髪、赤だよ。
研修生なのに超派手じゃない?!
いいの?アレ。
何かガラ悪そう~」
そう言いながらも貴重な若い先生の評判はまんざら悪くもなさそうだ。
(アイツ、研修生だったのかよ・・・)