有明先生と瑞穂さん
「じゃあ私これで!!」
「あ、待て待て」
走り去ろうとした瑞穂の肩を乱暴に掴んで制止する。
「ヒッ!!」
口之津が吸い終わった煙草を地面で潰すと、吸殻を瑞穂のゴミ箱に投げ入れる。
(す、捨てろってこと・・・?)
ゴミ箱とはいえ人が持ってるものに吸殻を投げ入れるなんて、嫌な人だな・・・
そう思っていると瑞穂が持つゴミ箱を無言で横から奪い取った。
「え?」
「こんな重いもん女に持たせんなっつーんだよな。
持っていってやる。
どこに行くんだ?」
・・・夏祭りの時とは違いすぎる。
別人・・・?
いやでも顔はしっかり覚えてるし、布津の反応から見ても間違いじゃないはず・・・。
「あ、あり、ありがとうございます・・・」
あまり一緒にいたくはなかったが断れずに結局一緒にゴミ捨て場まで向かうことになってしまった。
「あ、待て待て」
走り去ろうとした瑞穂の肩を乱暴に掴んで制止する。
「ヒッ!!」
口之津が吸い終わった煙草を地面で潰すと、吸殻を瑞穂のゴミ箱に投げ入れる。
(す、捨てろってこと・・・?)
ゴミ箱とはいえ人が持ってるものに吸殻を投げ入れるなんて、嫌な人だな・・・
そう思っていると瑞穂が持つゴミ箱を無言で横から奪い取った。
「え?」
「こんな重いもん女に持たせんなっつーんだよな。
持っていってやる。
どこに行くんだ?」
・・・夏祭りの時とは違いすぎる。
別人・・・?
いやでも顔はしっかり覚えてるし、布津の反応から見ても間違いじゃないはず・・・。
「あ、あり、ありがとうございます・・・」
あまり一緒にいたくはなかったが断れずに結局一緒にゴミ捨て場まで向かうことになってしまった。