有明先生と瑞穂さん
***
その後すぐに口之津先生は有明先生に連れられどこかへ行ってしまい、布津は部活へ向かい、瑞穂と深江は一緒に帰宅した。
「晴ちゃん、もう大丈夫なの?」
「うん、もう今は全然」
「口之津先生連れてかれたけど・・・あれだけの騒ぎ、何か処分があるのかな」
「・・・どうかな」
破天荒な先生だけど、できれば何事もなく無事であってほしい。
「有馬さんも・・・・・・」
深江は言葉を詰まらせた後、少し考えてまた口を開く。
「口之津先生が言ってた女の人って本当に有馬さんなのかな・・・」
「でも嘘じゃないと思うんだけどな」
「でも口之津先生、すごい美人だって言ってたのに・・・
フィルターかかっちゃってたのかなあ」
「うん・・・・・・」
心ここにあらず。
深江は生返事をする瑞穂を横目でちらっと見る。
(晴ちゃんがそんな申し訳なさそうな顔することないのに・・・)
その後はずっと黙ったまま二人は駅で別れた。
その後すぐに口之津先生は有明先生に連れられどこかへ行ってしまい、布津は部活へ向かい、瑞穂と深江は一緒に帰宅した。
「晴ちゃん、もう大丈夫なの?」
「うん、もう今は全然」
「口之津先生連れてかれたけど・・・あれだけの騒ぎ、何か処分があるのかな」
「・・・どうかな」
破天荒な先生だけど、できれば何事もなく無事であってほしい。
「有馬さんも・・・・・・」
深江は言葉を詰まらせた後、少し考えてまた口を開く。
「口之津先生が言ってた女の人って本当に有馬さんなのかな・・・」
「でも嘘じゃないと思うんだけどな」
「でも口之津先生、すごい美人だって言ってたのに・・・
フィルターかかっちゃってたのかなあ」
「うん・・・・・・」
心ここにあらず。
深江は生返事をする瑞穂を横目でちらっと見る。
(晴ちゃんがそんな申し訳なさそうな顔することないのに・・・)
その後はずっと黙ったまま二人は駅で別れた。