有明先生と瑞穂さん
「お帰り、おとう・・・・・・えっ!!!」
父だとばかり思いこんで確認もせずにドアを開けた瑞穂は驚いた。
「やっふー♪瑞穂ちゃーん、お迎えにあがりました!」
「国見さんっ?!」
なぜ急に。そしてアポ無しに。
瑞穂の声に気付き母親が出てくる。
「何ー?大きな声出して・・・あら、貴女はこの間の・・・」
「こんばんは!夜分遅くにすみません。
晴チャン迎えに来ました」
「えっえっ、はっ?!」
慌てる瑞穂をよそにすごくいい顔で、まるで台本でも用意していたかのように国見はつらつらと説明する。
「うちで友達数人と誕生日パーティーしてるんですけど、晴ちゃんにも来ないかってメール送っても返事がなくて~。
家も近いことですし、直接迎えに来ちゃいました。テヘッ」
嘘だ。
メールなんて来てない。
父だとばかり思いこんで確認もせずにドアを開けた瑞穂は驚いた。
「やっふー♪瑞穂ちゃーん、お迎えにあがりました!」
「国見さんっ?!」
なぜ急に。そしてアポ無しに。
瑞穂の声に気付き母親が出てくる。
「何ー?大きな声出して・・・あら、貴女はこの間の・・・」
「こんばんは!夜分遅くにすみません。
晴チャン迎えに来ました」
「えっえっ、はっ?!」
慌てる瑞穂をよそにすごくいい顔で、まるで台本でも用意していたかのように国見はつらつらと説明する。
「うちで友達数人と誕生日パーティーしてるんですけど、晴ちゃんにも来ないかってメール送っても返事がなくて~。
家も近いことですし、直接迎えに来ちゃいました。テヘッ」
嘘だ。
メールなんて来てない。