有明先生と瑞穂さん
「み、瑞穂ぉおおおおお!!」
ガバッ
「うわっ!ちょ、ちょっと・・・は、離・・・離せっ」
ゴンッ!!
鈍い音と共に額に衝撃が走り、布津はそのままベッドに倒れた。
お陰でハッキリする意識。
「み、みず・・・・・・え?」
目の前には息を乱しながらおぞましいものを見る目つきで睨みつける有明がいた。
「・・・なんで夢でまで有明なんだよ」
「現実だよ」
吐き捨てるように言う言葉にようやく頭の整理が追いつき布津はあたりを見回した。
「あ、お邪魔虫は帰りまーす・・・」
出入り口には本物瑞穂がその様子を一部始終見ていて今にも部屋を出て行こうとしている。
「えええ!!よくわかんねーけどきっと誤解ぃぃい!」
「結構元気そうじゃない」
さっきとは信じられないほどに意識がはっきりした布津はようやく今の状況を理解した。
「なんで俺の部屋に先生と瑞穂がいるんだよ・・・」
瑞穂は「えへへ~」と笑い、有明は自分の額をさすりながら「頭突きなんて初めてやったよ・・・」とブツブツ言っている。
誰か答えろ!
「あ、兄ちゃん起きた~?」
その中にノックもなしに弟の小介が入ってきた。
「お前帰ってきてたのか。部活は?」
「雨だから休みになった」
「この二人お前が通したのか」
「お見舞いっつーから。
先生まで来たことはかーちゃん達には黙っといてやるよ」
意地悪そうにニヤリと笑う。
おいおいおい!勘違い!
別に俺何にもしてねーぞ!!
あの顔絶対後で何かおごらせる気だ!
ガバッ
「うわっ!ちょ、ちょっと・・・は、離・・・離せっ」
ゴンッ!!
鈍い音と共に額に衝撃が走り、布津はそのままベッドに倒れた。
お陰でハッキリする意識。
「み、みず・・・・・・え?」
目の前には息を乱しながらおぞましいものを見る目つきで睨みつける有明がいた。
「・・・なんで夢でまで有明なんだよ」
「現実だよ」
吐き捨てるように言う言葉にようやく頭の整理が追いつき布津はあたりを見回した。
「あ、お邪魔虫は帰りまーす・・・」
出入り口には本物瑞穂がその様子を一部始終見ていて今にも部屋を出て行こうとしている。
「えええ!!よくわかんねーけどきっと誤解ぃぃい!」
「結構元気そうじゃない」
さっきとは信じられないほどに意識がはっきりした布津はようやく今の状況を理解した。
「なんで俺の部屋に先生と瑞穂がいるんだよ・・・」
瑞穂は「えへへ~」と笑い、有明は自分の額をさすりながら「頭突きなんて初めてやったよ・・・」とブツブツ言っている。
誰か答えろ!
「あ、兄ちゃん起きた~?」
その中にノックもなしに弟の小介が入ってきた。
「お前帰ってきてたのか。部活は?」
「雨だから休みになった」
「この二人お前が通したのか」
「お見舞いっつーから。
先生まで来たことはかーちゃん達には黙っといてやるよ」
意地悪そうにニヤリと笑う。
おいおいおい!勘違い!
別に俺何にもしてねーぞ!!
あの顔絶対後で何かおごらせる気だ!